会社を独立しフリーランスとして働きたい…生活様式や働き方が変わる中で検討している人も多いのではないでしょうか?しかし、手段がわからなかったり、漠然とした目標だけが浮かんで実行に移せない人も多いでしょう。
例えばフリーランスとして独立する中で、準備をしながら現在に仕事もしなければいけません。期待や憧れが多い一歩で不安も多いはずです。
今回はフリーランスとして独立する時の準備や、案件獲得に向けた必須のプランニングなども解説します。メリット・デメリット双方ありますが、フリーランスの独立は準備ができれば一気に駆け上がることができますよ!
フリーランスとして独立!準備すべき項目は?負担も増えることを理解しよう
フリーランスというと悠々自適なイメージがありますが、実際にフリーランスとして働いた場合にどんな手続きが必要なのでしょうか。企業にいない分増える負担も理解しましょう。
必ずおこなおう!開業届や確定申告の準備
新たに事業を始めた時や事業を廃止する時に開業届が必ず必要です。開業届は開業時のほかに事務所を新設、増設、移転した際にも必要な書類。
フリーランスとして開業する場合、住所地を管轄する税務署に開業日から1ヶ月以内が決まりとなっています。
また開業届と一緒に考えるべきなのが、確定申告です。その際には白色申告よりも控除額の大きい青色申告を選ぶと節税できます。また、青色申告をするためには青色申告承認申請書を用意する必要があります。
企業にいた時と変わる部分ですが、フリーランスへの独立を考えたら準備期間で確実に対策をとりましょう。
仕事用口座の開設や保険関連も忘れずに…
プライベート用と仕事用の二種類の口座を作りましょう。自宅を事務所として利用すれば、光熱費なども経費として使用できるので、仕事用の口座から引き落としにしておくと節税になります。フリーランスとして独立する前の準備のタイミングで用意しておくことスムーズに進められますよ。
また忘れがちなのが保険関連。フリーランスになったら国民年金や国民健康保険に加入し、自分で払う必要があります。手続きは居住している市区町村役場で支払いの手続きを行いましょう。
案件の獲得・顧客の流入経路は大丈夫?売り上げ見込みが立つ状況で…
実際にフリーランスとして独立して働くことになった場合、案件がなければ収入を得ることができません。フリーランスとして独立する準備段階で着手しておくことでリスクを減らすことができます。
「なんとなく」では通用しない…売り上げ見込みは?
フリーランスとして独立するということは、自分で全ておこない、管理していかなければいけません。企業にいるときは売り上げ目標に到達しなくても給料がもらえる状況でした。しかし、自分で今後は売り上げをとり、そこから経費を引いて…。
したがって、フリーランスとして独立する際の準備段階でどのような顧客を相手にし、流入経路はどこから取るか、そして売り上げ見込みから回収までのプランを練りましょう。
クラウドソーシング・エージェントサイトへの登録
昨今ではフリーランス人口の増加に伴い、フリーランスに特化したエージェントやクラウドソーシングが増えてきています。フリーランスとして独立するとなれば準備する中で登録も必須で行いましょう。
もちろんサイトによって「どう言ったビジネスに向いているか」が違う場合もあります。したがって、各サイト比較したり、必要なものだけに絞ることで手間を省きましょう。
業種によってはSNS流入も重要
SNSは自分のブランディングやフォロワーからの流入、案件の獲得にもとても役立つツールです。しかし、昔からプライベートで使っているものなどではブランディングにも関わるので極力利用しないようにしましょう。
twitter、Facebook、Instagramなど…職種によって幅広く活用できます。企業としても各媒体を通してアプローチをかけたり、個人通しで仕事の紹介が行われることもあります。フリーランスの独立を考えたら準備段階でビジネス用のアカウントを用意すべきですよ!
フリーランスへの独立する準備は大変だけど…必須の対策を抑えよう
やるべきことを進めるのは大事なことです。しかし、進めるたびに問題が出てくることも想定されます…。事前に問題となりそうなものを洗い出ししておくことが重要です。
独立準備中に想定される問題の洗い出しをしよう
今回は例を挙げますので、自分の状況と照らし合わせながら考えてみましょう。
①現在の業務の引き続きや退職の段取りが組めていない
②事業内容や売り上げ見込みが確定できていない
③日々の仕事に追われなかなか準備が進まない
④運営資金に不安を感じる
上記は一例ですが、よくある問題でしょう。①に関しては企業のルールに乗っ取って、然るべき期間をもうけて退職しなければいけません。
②に関しては前述の見出しで方法を解説しましたが、③のように時間がなくて準備が進まないこともあります。そのためには退職代行を利用したり、もしくは退職してから一月、準備だけの時間を使うなど検討しましょう。有休消化される方も多いです。
④資金に関しては前もって期間をもうけて準備しておくことをお勧めします。最低でも3ヶ月は貯金で生活できるように準備しましょう。
必須ですべき3つの対策
1つ目はスケジュールを念入りに組むということです。いつまでに何ができてないないといけないのか、独立後の案件獲得、作業、振り込みまでのタイムラグなどもあるので、事業がマネタイズしていくまでのスケジュールも必要になります。
2つ目は、フリーランスとして独立するまでの準備中にかかったお金は全て領収書をとっておくこと。意外と忘れがちですが、開業費用に含まれるものも多いため、しっかりとっておきましょう。
3つ目は、自分ができない部分は助けを求める、ということです。全ての手続きや作業は理解しておくべきですが、得意不得意、苦手なこと、時間が足りないことだってあります。極力自分で行うべきですが、家族や税理士、その他頼れる代行業者など、使えるサービスは利用しましょう。
決して一人ではできません。周りの声に耳を傾け、周りに頼りながら進めてくださいね。
まとめ
今回はフリーランスとして独立して働いた場合のメリット、開業準備、仕事探しの方法についていくつか紹介しました。
フリーランスとして独立して、案件をたくさん受注するために、専門的な知識や技術を身に着けるのもとても大切なことですが、人との繋がりも大切だと思います。
なのでもしあなたがフリーランスとして独立し、案件を探す際や受けた際には、継続的に仕事の受注ができるように依頼者の方とのコミュニケーションにも気を配って、自分なりの働き方にたどりつけるといいですね。
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